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JR東日本首都圏エリアの廃線•未成線

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  本稿はJR東日本と日本国有鉄道の 首都圏 の 旅客営業をする予定だった未成路線 の一覧である。日光•会津地区については独立記事作成予定のため含んでいない。 [ 未] ... 全区間未成 / [廃未] ... 廃止区間と未成区間 [部未] ... 開業 区間あり ( 一部区間のみ 未成 )  、既存路線の延伸 [貨旅]...貨物線の旅客化/[私買未]...私鉄を買収する予定だった未成線  /[廃復]...廃線復活 [線増]...線増計画 ★...現在も計画•構想継続中の未成線 改正鉄道敷設法 大崎線[未] 大崎〜山北 土飯線[未] 土浦〜飯能 水海道〜龍ヶ崎市(佐貫) 並栄〜古河 名称未定(別表第50号) [未] 船橋〜佐倉/千倉 常野線[未] 茂木〜常陸大子 大涌〜黒磯 名称未定(別表第37号)[未] 市塙〜宝積寺 名称未定(別表第38号)/長倉線[未] 水戸〜東野 阿野沢〜長倉〜茂木 名称未定(別表第40号) [未] 日立大宮〜大甕 名称未定(別表第41号) [未] 勝田〜上菅谷 名称未定(別表第42号) [未] 高浜〜延方 玉造〜新鉾田(鉾田) 霞ヶ浦線[未] 土浦〜江戸崎 名称未定(別表第45号) [未] 古河〜佐野 成田線支線[未] 小見川〜八日市場 名称未定(別表第47号) [未] 八幡宿〜安房小湊 木原線[部未] (木更津〜)上総中野〜上総亀山 名称未定(別表第49号) [未] 上総湊〜安房鴨川 名称未定(別表第53号) [未] 横須賀〜浦賀間 吾妻線[部未] (渋川〜)大前〜嬬恋〜豊野 戦前の未成線(上記除く) 京浜急行線[線増]◯ 品川〜東京 京浜線[部未] (東京〜)桜木町〜(井土ヶ谷経由)〜東戸塚 通勤五方面作戦 東海道線複々線化[線増] 大船〜平塚 中央線複々線化[線増] 飯田橋•御茶ノ水〜東京 中央線複々線化[線増]★ 三鷹〜立川 新五方面作戦 東海道開発線 [未] 新宿〜大船•茅ヶ崎•平塚 東北開発線[未] 新宿〜白岡 高崎開発線•上毛開発線[未] 新宿〜伊勢崎 宮原〜伊勢崎 常磐開発線[変未] 大崎〜(新宿経由)〜水戸 中央•総武開発線[変未] 武蔵境〜蘇我(京葉貨物線の複々線化) 首都圏近未来鉄道計画(上記除く) 比企・八高連絡線[未] 池袋〜松久 高麗川・八高連絡線 新宿〜小川町 中央・相模連絡線[未] 三鷹〜上溝 環六ル

東海道開発線

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  東海道開発線 とはかつて 日本国有鉄道が構想していた未成線 である。現在の神奈川県東部方面線に類似している。 概要  1970年代に国鉄の 新五方面作戦 で首都圏の各幹線に沿った 通勤新線 が計画された。それらは開発線と呼ばれ、その内東海道本線の新線が本路線である。石油危機や国鉄分割民営化により建設の目処が立たなかったため、構想段階のまま自然消滅したと考えられる。  なお、東北開発線は酷似したルートの埼玉高速鉄道が開業し、高崎開発線は一部が埼京線に受け継がれた他は計画消滅し、常磐開発線は起点変更の上つくばエクスプレスとして実現し、総武開発線は近隣で計画されていた貨物線を旅客化した京葉線が実現、中央開発線は計画から50年以上が経過した現在も計画進行中である。  本路線に酷似したルートで横浜6号線という計画もあり、これは幾度の計画変更を経て相鉄•東急新横浜線や相鉄いずみ野線に発展している。また東海道線のパイパスを作るという計画は湘南新宿ラインによって、横須賀線と線路を共用しているものの一応は達成された。 路線図 新五方面作戦 歴史 1966年: 都市交通審議会答申第9号において横浜6号線計画が決定 1972年: 国鉄が 新五方面作戦 で開発線構想を発表 1976年: 国鉄の宮田一氏が「 交通技術 」にて首都圏近未来鉄道計画を発表 1976年: 相鉄いずみ野線が部分開業 1978年: 第二次石油危機が発生 1986年: 国鉄分割民営化 1999年: 相鉄いずみ野線が湘南台まで開業 2001年: 湘南新宿ラインが開業 2008年: 東京メトロ副都心線が開業 2019年: 相鉄•JR直通線が開業 2023年: 相鉄•東急新横浜線が開業 ルート案  新宿駅は現在の新宿駅と代々木駅の中間の地下に設けられ、そこから現在の地下鉄副都心線と同じく明治通り直下を通って目黒に向かう。この頃は既に副都心線計画が存在したため、本計画との関係は不明であるが2層構造になっていた可能性がある。  目黒駅で分岐後は北上する横浜6号線とは異なり南下して品鶴線に接近し武蔵小杉を経由。その後は北上して港北ニュータウンに至る。  終着駅についてな情報により大船駅、茅ヶ崎駅、平塚駅と分かれるが、これは本計画が構想段階で消滅しており、さらに検討段階で計画が幾度と変更されたためだと考えられる。 運行計画  構想

相鉄本線本厚木延伸

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  相鉄本線本厚木延伸計画 とは 厚木市が構想 しており、相鉄本線の本厚木駅延伸させるものである。 概要  神奈川県の中心地である横浜と海老名を結ぶ相鉄本線を海老名から厚木市の中心地である本厚木駅へ延伸させる構想である。戦前には小田急小田原線への乗り入れにより本厚木まで走っていたが小田急の本数増加による線路容量不足から廃止され、その後現在に至るまで復活が叫ばれている。しかし小田急との乗り入れには課題が多数あり困難であることから、厚木市は相鉄単独で新線を建設して本厚木駅への乗り入れを要望している。 路線図 以下の画像はガサキ鉄道作成の路線図である。 相鉄未来路線図 / 未来の5社直 蒲蒲線•豊住線など 歴史 1964年: 相模鉄道と小田急小田原線の直通運転が廃止 2012年: 厚木市が相鉄の本厚木駅乗り入れについての調査を開始 2014年: 厚木市が地下トンネル案をまとめる 2027年: 本厚木延伸を考慮しない形での相鉄海老名駅大規模改良工事が完了(予定) ルート案  相模国分信号場からJR海老名駅付近を経由して厚木操車場に至る貨物線(事実上の回送線)である相鉄厚木線を活用し、厚木駅手前から大深度地下で相模川を渡って本厚木駅に至る。大深度地下であるため用地買収はほぼ不要である。  この場合、現在の相鉄海老名駅は移転による廃止が濃厚である。しかし相鉄は2027年完成を目処に現在の海老名駅の大規模改修を進めているため、相鉄が本厚木延伸をやる気がないという証拠である。 運行計画  構想段階のため未定である。 途中駅 海老名-本厚木駅  途中に厚木駅が設置されるかは記載されていないため未定である。 関連サイト カナロコ(2014)『相鉄「本厚木延伸」、厚木市が独自案 「課題は承知も…」 』,  https://www.kanaloco.jp/news/economy/entry-52586.html , 2023/6/26アクセス

相鉄いずみ野線延伸

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  相鉄いずみ野線延伸計画 とは、相鉄いずみ野線を湘南台からJR相模線倉見駅•東海道線平塚駅まで延伸させる計画のことである。 敷設免許取得済みの未着工路線 である。 概要  いずみ野線計画当初より終着駅は平塚駅とされており、湘南台までは1999年に開業した。しかしそこから先の着工の目処は立っていない。  その後、JR相模線の倉見駅に東海道新幹線の駅を設置し、相模川対岸の大神地区と共に開発する「ツインシティ」計画が浮上し、いずみ野線を倉見駅まで延伸させる案が浮上した。現在では平塚までの計画は棚上げされ倉見までが検討されている。なおJR東海は東海道新幹線の新駅について、現時点では困難だが、中央新幹線の開業後に検討できるとしている。平塚までの路線が途中駅で分岐するのか、倉見経由で平塚に向かうのかは未定である。  なお、湘南台〜倉見間の計画では普通鉄道の他にLRT案、慶應大学まで普通鉄道でそこからLRTとする案も出ており、環境負荷低減と利便性向上と純益比では鉄道が勝るが、費用便益費と事業生産性ではLRTが勝る。 路線図 以下の画像はガサキ鉄道作成の路線図である。 相鉄未来路線図 / 未来の5社直 蒲蒲線•豊住線など 歴史 1966年:都市交通審議会にて横浜6号線(東京方面〜港北ニュータウン〜二俣川〜湘南台〜平塚間)が答申される  ※終着駅を茅ヶ崎駅とする情報もあり。 1972年:国鉄が東海道開発線(新宿〜目黒〜武蔵小杉〜港北ニュータウン〜茅ヶ崎間)計画を打ちだす  ※終着駅を大船駅や平塚駅とする情報もあり。 1976年: 相鉄がいずみ野線(二俣川〜いずみ野間)を開業させる 1990年: 相鉄がいずみ野線(いずみ野〜いずみ中央間)を開業させる 1999年: 相鉄からいずみ野線(いずみ中央〜湘南台間)を開業させる 2004年:  いずみ野線延伸研究会が 湘南台〜倉見間延伸計画を検討 2007年: いずみ野線延伸研究会が具体案を決定 2010年:   いずみ野線延伸の実現に向けた検討会が普通鉄道による建設を目指す方針を決定 2012年: 検討会が倉見駅までの延伸で事業採算性確保の見込みが立ったと発表 2016年: 都市交通審議会にていずみ野線の湘南台〜倉見間が答申される 2017年: 藤沢市が駅予定地を公表 2023年:神奈川県鉄道輸送力増強促進会議が鉄道会社に東海道新幹線新駅設

東急電鉄の廃線・未成線一覧

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  本稿は 東急電鉄 の 廃止路線•未成路線 の一覧である。なお、本稿における〇〇区別はガサキ鉄道が独自に分類したもので実際の〇〇とは無関係である。 [廃] ... 全区間廃止/[ 未] ... 全区間未成 / [廃未] ... 廃止区間と未成区間 [部] ...  残存区間あり ( 一部区間のみ廃止 / 未成 ) https://ku-tetsu.net/223299.html   東横線系統 武蔵電気鉄道[ル変前] 広尾〜(現東横線よりも南を経由)〜平沼 東横線[部廃] (渋谷〜)横浜〜桜木町 新宿延伸計画 [未] 学芸大学(上目黒)〜新宿間 祐天寺(碑文谷)〜新宿間 渋谷〜新宿間 鎌倉・逗子延伸計画 [未] 桜木町〜鎌倉 鎌倉〜逗子 有楽町方面・永楽町線 [未] 広尾〜有楽町 渋谷〜東京間 名称未定 [未] 広尾〜田町間 名称未定 [未] 渋谷〜巣鴨間 城南電鉄 [未] 代官山〜ニノ橋 ニノ橋延長線 [未] ニノ橋〜赤羽河岸 東京方面(ニノ橋経由) [未] ニノ橋〜東京 中野方面 [未] 渋谷〜中野 中野〜笹塚 名称未定 [未] 祐天寺〜駒沢 名称未定 [未] 日吉(箕面)〜鶴見 名称未定 [未] 神奈川〜栄橋際(黄金町) 横浜市内延長線・臨港線 [未] 高島町〜花園橋 花園橋〜浜海岸 京浜線直通計画 [未] 桜木町〜黄金町 地下鉄山手線構想 [未] 中目黒〜大山 目黒線・多摩川線系統 上槇町方面[未]  目黒〜上槇町 恵比寿方面 [未] 目黒〜恵比寿間 目蒲線 [部廃] (目黒〜)矢口渡〜道塚経由〜蒲田 蒲蒲線[未]★ 矢口渡〜蒲田経由〜大鳥居 矢口渡〜南蒲田経由〜大鳥居 田園都市線・大井町線系統 大井町線 [ル変前] 大井町〜奥沢経由〜二子玉川 成城学園線[未] 二子玉川〜成城学園 田園都市線[部未] (渋谷〜)中央林間〜相武台前・愛川町 池上線系統 池上線[部未] 目黒 〜大崎広小路 池上〜大森 白金線 [部未] ( 大崎広小路〜)五反田〜白金(白金猿町) 五反田〜品川 泉岳寺線[未] 泉岳 寺〜桐ヶ谷 名称未定[未] 池上 〜荏原中延 名称未定 [未] 戸越 銀座〜三軒茶屋 国分寺線•新奥沢線[廃未] 雪が谷大塚〜新奥沢〜国分寺 名称未定 [未] 雪ヶ谷 〜丸子渡 玉川線系統 玉川線[部廃] 渋谷〜二子玉川(〜溝の口) 天現寺線[譲廃] 渋谷〜

JR北海道の廃線•未成線一覧

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  本稿はJR北海道と日本国有鉄道の 北海道島内 の 廃止路線•未成路線 の一覧である。なお、本稿における「エリア」の区別はガサキ鉄道が独自に分類したもので実際の「本線」や行政区分(振興局)とは無関係である。 [廃] ... 全区間廃止/[ 未] ... 全区間未成 / [廃未] ... 廃止区間と未成区間 [部] ...  残存区間あり ( 一部区間のみ廃止 / 未成 ) [現未]...現在計画•構想継続中の未成線 ★... 幹線路線/ ◯ ... 優等列車運行路線 函館エリア 江差線[部廃]◯ ( 五稜郭〜 ) 木古内〜江差 松前線[廃未]   ◯ 木古内〜松前〜大島〜上ノ国 戸井線[未]   五稜郭〜戸井 瀬棚線[廃]   ◯ 長万部〜瀬棚 名称未定[未] 八雲〜今金 函館本線エリア 胆振線[廃]◯ 倶知安〜伊達紋別 壮瞥線[未] 京極〜壮瞥 岩内線[廃未]◯ ★ 黒松内〜岩内〜小沢 手宮線[廃] 小樽〜手宮 万字線[廃] 志文〜万字炭山 幌内線[廃] 岩見沢〜幌内 三笠〜幾春別 上砂川支線[廃] 砂川〜上砂川 歌志内線[廃未] 砂川〜歌志内〜茂尻 日高エリア 日高本線[部廃]◯  ★ ( 苫小牧〜 ) 鵡川〜様似 日勝線[未]  ★ 様似〜広尾 広尾線[廃]   ◯ ★ 広尾〜帯広 名称未定[未] 新冠〜帯広間 富内線[廃] 沼ノ端 • 鵡川〜日高町 狩勝線[部未] ( 富内〜 ) 日高町〜占冠 ( 〜新得 ) 紅葉山線[部未] ( 新夕張〜 ) 占冠〜金山 夕張支線[廃]◯ 新夕張〜夕張 新千歳空港新線[現未]★ 新千歳空港〜植苗 新千歳空港〜追分 留萌エリア 留萌本線[部廃]◯  ★ ( 深川〜 ) 石狩沼田〜留萌〜増毛 名称未定[未] 桑園〜石狩〜増毛 札沼線[部廃] ( 桑園〜 ) 北海道医療大学〜新十津川〜石狩沼田 羽幌線[廃]◯ 留萌〜幌延 名羽線[未] 朱鞠内〜羽幌 深名線[廃] 深川〜名寄 札佐線[未] 石狩沼田〜佐久 根室本線〜石北本線エリア 芦別線[未] 芦別〜納内 名称未定[未] 芽室〜トムラウシ 北十勝線[未]  ★ 新得〜士幌 上士幌〜足寄 士幌線[廃未]◯ 帯広〜十勝三股〜上川 池北線[廃] ★ 池田〜北見間 白糠線[廃未]  ★ 白糠〜北進〜足寄 釧勝線[未] 摩周〜本別間 阿寒線[未] 北見相生〜螺湾 相生線[廃] 美幌〜北見

阪急電鉄•能勢電鉄の廃線•未成線一覧

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  本稿は 阪急電鉄 とその前身企業( 新京阪 含む)、 能勢電鉄 の 廃止路線•未成路線 の一覧である。 [廃] ... 全区間廃止/[ 未] ... 全区間未成 / [廃未] ... 廃止区間と未成区間 [部] ...  残存区間あり ( 一部区間のみ廃止 / 未成 )/[未線増]...未成の線増計画 ★...現在も計画•構想継続中の未成線 https://chart.chi-zu.net/28566.html   神戸線系統 新大阪線[未] ※ここでは便宜上神戸線系統とする。 淡路〜新大阪 新大阪〜十三 ★ 新大阪〜神崎川 なにわ筋連絡線[未] ★ 十三〜大阪(北梅田) 西梅田•十三連絡線[未] ★ 十三〜西梅田 上筒井線[廃] 王子公園(西灘)〜上筒井 灘循環電気軌道[部未] 神戸〜(芦屋•西宮経由)〜神戸(北側区間は現•阪急神戸線) 神戸市営地下鉄西神・山手線直通計画[未] 王子公園〜三宮 など 宝塚線系統 宝塚線[部未] 野江〜大阪梅田(梅田) 宝塚〜有馬温泉 曽根新線[未線増] 十三〜(神崎川•曽根経由)〜豊中 大阪空港線[未]★ 曽根〜大阪空港 伊丹線[部未] 阪急尼崎〜塚口 伊丹〜宝塚 尼崎線[未] 阪急尼崎〜今津 京都線/旧•新京阪線系統 北野線[廃] 大阪梅田〜北野 桜井線[未] 北千里〜桜井 千里山〜桜井 梅田線[未] 大阪梅田(梅田)〜上新庄 大阪梅田(梅田)〜天神橋筋六丁目(天神橋) 洛西線[未] 長岡天神〜海印寺 山科線[未] 西日向〜山科 名古屋急行電鉄[未] 山科〜名急名古屋 能勢電鉄関連 妙見線[部廃未] 川西国鉄口〜川西能勢口 妙見口〜黒川 伊丹線[未] 伊丹〜川西国鉄口 日生線[部未] (山下〜)日生中央〜猪名川パークタウン 妙見鋼索線[廃未] 妙見口〜黒川〜ケーブル山上  ※黒川〜ケーブル山上間は廃止予定(2023年時点では営業中) 妙見索道線[廃] ふれあい広場〜妙見山  ※廃止予定(2023年時点では営業中) 妙見軌道[未] 東郷〜亀岡 合計20路線

相模鉄道の廃線•未成線一覧

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 本稿は 相模鉄道 の 廃止路線•未成路線 の一覧である。 [廃] ...全区間 廃止/[ 未] ... 全区間未成   [譲渡] ...他者への譲渡区間/[廃譲]...廃止した上で他者へ譲渡した区間/[譲廃]他者への譲渡後に廃止となった区間 [部]...現在営業中の区間あり(一部区間のみ未成/廃止)  /[廃未]...廃線だが復活構想がある(あった) [ル変前]当初計画からルート変更してで開業した路線の旧ルート [旅廃] ... 旅客営業のみ廃止    (貨)...貨物専用線   ★...現在も計画•構想継続中の未成線 旧•相模鉄道 相模線[譲渡] 茅ヶ崎〜橋本 (貨)西寒川支線[譲廃] 寒川〜四之宮 (貨)川寒川側線[譲廃] 寒川〜川寒川 旧•神中鉄道 厚木線[旅廃] 相模国分信号場〜厚木 相陽鉄道線 平塚〜伊勢原 厚木〜伊勢原 現•相模鉄道 (貨)名称未定[廃譲] 西横浜〜程谷 (貨)厚木航空隊線[廃] 相模大塚〜厚木飛行場 (貨)上瀬谷通信隊線 瀬谷〜上瀬谷通信施設 名称未定[未] 二俣川〜杉田海岸 二俣川〜原町田 新横浜線[ル変前] 二俣川(鶴ヶ峰)〜(上菅谷経由)〜新横浜 本線 [部未]★ (横浜〜)海老名〜本厚木 いずみ野線 [部未]★ (二俣川〜)湘南台〜倉見•平塚 合計10 路線 直通•複々線計画 小田急小田原線直通[廃未] 海老名〜本厚木 ロマンスカー横浜乗り入れ JR相模線直通[未] JR横須賀線品川方面直通[未] 複々線化 西谷〜二俣川間 他社の関連路線 羽田アクセス線[未] 新横浜〜羽田空港 横浜6号線[未] 目黒〜二俣川 神奈川なぎさレーン 小田原〜新宿 小田原〜新新橋 国鉄東海道開発線構想[未] 新宿〜大船•茅ヶ崎•平塚

未成線とは?

  未成線 とは、 未だ開業していない鉄道路線 のことである。具体的には、 実際に計画されたものの何らかの事情で実現しなかっ路線 と、 現在計画中で今後実現する可能性がある路線 の2種類がある。  なお、未成線は実際に鉄道会社や自治体、運動団体が計画や構想をしたものを指すのであって、鉄道ファンの妄想や単なる噂を未成線とは呼ばない。 未成線を分類  未成線にはいくつか種類がある。これらを明確に区別する用語は存在しないが、ここでは便宜上以下の5種類に分ける。 要望線 構想線 却下線 鉄道敷設法予定線 審議会答申線 免許線 工事線  なお国鉄は制度上、要望線、鉄道敷設法予定線、工事線のみが存在する。JRや自治体経営の鉄道は他の私鉄と同じ扱いである。   要望線 は自治体や沿線の運動団体が鉄道会社や国に対して建設を要望した路線。 構想線 は具体的に鉄道会社や自治体が建設方法や運行計画、収支予測を検討した路線。 却下線 は計画立案後に国から敷設免許を貰えなかった路線。 鉄道敷設法予定線 は1922年に公布されて1987年に廃止された鉄道敷設法別表に記載された今後建設するべき路線に指定された路線で対象は主に国鉄であったが、そのほとんどが実現していない。 審議会答申線 は都市交通審議会などの公的な審議会で建設するべきだと答申された路線で、平成以降の新線計画はほとんどがこれである。 免許線 は鉄道会社に敷設免許(許可)が下りた路線。 工事線 は実際に建設工事が行われた/ている路線で、未成線の中には億単位の巨額な予算が投じられたにもかかわらず途中で放棄された路線も存在する。 実現しなかった理由  実現しなかった路線の実現しなかった理由としては、免許線や工事線は工事期限超過による免許の失効、審議会答申線は次回の審議会の答申で削除されること、鉄道敷設法予定線は同法の廃止、要望線や構想線は単に断念したことが考えられる。  計画が却下された理由としては以下のものが考えられる。 建設の必要性が薄い 企業や経過者の信頼性に難がある 他の計画と重複する 国家や公的施設の活動の妨げとなる 鉄道国有化法に抵触する  期限超過により敷設免許が失効した理由には以下のものが考えられる。 用地買収の難航/沿線の反対 経営者の内紛 資金不足 工事の失敗や地形的な問題 株主の反対や社内での計画見直しによる計画凍結

廃線とは?

 廃線とは、かつて営業していたが現在は存在しない路線のことである。 廃線理由  廃止となった理由は以下のものが考えられる。 利用者の減少 沿線人口の減少 他の鉄道や交通機関への流失 赤字83線や特定地方交通線への指定 鉄道会社の経営悪化/会社の倒産 自然災害 重大な事故 車両•軌道設備の欠陥が発覚 新幹線の開業 都市計画に干渉するため自治体が廃止を要望 (軌道や低規格路線の場合)並行する高規格路線の開業/高規格路線の建設に用地•路盤を転用 工場の閉鎖やトラック転換 貨物線 貨物収入によって成り立っていた旅客線 (特定の施設へのアクセス路線の場合)周辺施設の廃止 廃線後の土地利用  廃線後の土地や施設は人口の少ない地方では軌道設備がそのまま放置されたり、設備解体後に更地となるケースがあるが、そうでない場合は別の用途に転用される。 整地の上で宅地開発 道路への転用 遊歩道 BRT(バス高速輸送システム)やバス専用道への転用 鉄道車両の保存や記念公園 保存鉄道•遊具鉄道 鉄道関係の実験施設への転用